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日本国際博覧会協会は13日、閉幕日を迎えた大阪・関西万博の成果と意義を世界に発信する「大阪・関西万博宣言」を公表し、博覧会国際事務局（BIE）などと共有した。大阪市此花区の会場内でフォーラムを開き、内容を明らかにした。万博の意義について「相互理解と対話を促す重要な公共財」と明記した。 【実際の写真】「許せない」「かわいそう」　万博の「ぬいぐるみベンチ」に疑問・批判の声 参加国・地域などの意見を取り入れながら、日本政府などがまとめた宣言は「分断という言葉がより強く語られ始めている中、さまざまな文化が一つの場に集いつながるリアルなイベントとして多くの人々を魅了した」と指摘。「さまざまな課題に対して関係者が自発的に動き、対話し、協力してきた姿は、将来の万博や国際交流の道しるべとなりうる」との見方を示した。 参加国や来場者が多様な文化を体験・共有したことにも触れ、「世界が直面する課題に向き合うすべての関係者にとって、行動のきっかけや示唆となることが期待される」と強調した。